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2013年10月25日

宴の夜

生徒を招いての宴会で自宅でおでんを作った。


「味付け大丈夫かな~?」と何度も味見していた時


手伝ってくれてた女性の生徒の言葉。


「先生、大勢に振舞う料理ってあんまり味見をしないほうがいいらしいですよ


「ひょぇっ?!(*゚∀゚*)??それどうゆうこと??」


その後どんどん人が来たので、彼女とその話を詳しくできなかった。


理屈はその次の日もいろいろ考えてみたが、


昨夜彼女からその話を聞いた瞬間に、


なんだか妙に真実味のある事として


こころに落ちたのが忘れられない。


彼女はその時こうも付け加えた。


「こだわらない方がその時のその宴の一番いい味に自然になるらしいです」


「ふ~~~~~~~ん(T ^ T)」





自分の頑張りで大きく何かが変わることを願うけれど


無数の人の無数の願いや頑張りや気持ちで


その時一番言い様に自然に


誰もが「美味しいね、いいんじゃない?」


って感じになるのが真理なら


「それ」を熟知した知恵者が


世の中を大きく変えていく「見えない役者」


のような気がしてならない。


時代の流れや大勢の行動の潮流を


些細な匙加減で変えることはきっとできないんだな、と思う。


パワーアウト。

いいこと聞いた気がする夜でした。
  


Posted by 小路文子(こみちあやこ) at 22:42Comments(0)マーケティング