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2013年12月22日

どうしても褒めるところがないスタッフはどう褒めればいい?

オッカムの剃刀という科学分野の名言がある。


「同じ条件下であれば、最もシンプルな仮説が最も正しい」


ほかの分野でもそうだなと思う。


要するに、シンプルなことを無駄に複雑にする必要はない


どうしても仕事が覚えられない部下がいる。

Aさんは2日でできるようになったのに

Bさんは何度でも間違える

Cさんはいつも笑顔が出せるのに

Dさんは言われないとすぐに笑顔が出なくなってしまう。


人はそれぞれ能力と資質と経験値が違うのだから


同じ条件下で働いていれば仕事の生産性や表現力に


が出てくるのが普通。


「評価」とは「比較」なので


BさんとDさんは相対的に褒めることろが見えにくくなる。






結論から言うとリーダーはスタッフの良い所を見つける能力が必須


誰でも褒められて嬉しかったりやる気が出たりするのは真理。


職場とリーダーが同じであれば(同じ条件下)


そこのスタッフが褒めるところがない=能力が見えない


のは、

仮説1:能力が低いスタッフである

仮説2:能力が低いリーダーである


のどちらかしかない。


褒めることは何でもいい。


他者と比較しないワードで褒めることができれば最もいい。


「今日は動きがいいね」「昨日より作業早いんじゃない」(過去の自分との比較)

「今、笑顔出てたね」「今のアプローチ良かったよ」(この瞬間の良い点)


このような褒め方が出来たら


もしも最終的に必要能力が足りず、そのスタッフとずっと一緒に働けないにしても


スタッフの尊厳を軽んじる出来事はきっと起こらないだろうと思う。
  


Posted by 小路文子(こみちあやこ) at 20:03Comments(0)マネジメント